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齋藤祐平 「間欠泉ソロ」


(場所と出来事)



アシスタント日誌:

2/17(木曜日)

・ギャラリー「場所と出来事」の看板を制作する齋藤さん。



 「場所と出来事」は既存のギャラリースペースではない場所を、
齋藤さんがギャラリーとして展覧会をするときにハコにつける名称。
発生して、消えてゆくギャラリー。

展覧会・イベントは、どこでおこなわれていても
場所 と そこでの出来事 でしかない。

過去2回、高円寺と野方において展開された。


 
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2/18(金曜日)

21:00からのustにむけて画材等を搬入。






21:00UST配信開始。
http://www.ustream.tv/recorded/12770768


アシスタントがツイッターを読み上げ、
ツイッターとustを使って
観覧者とコミュニケーションを図りながら
ひたすらに口と手を動かす齋藤さん。

リクエストなどもうけつけられた。

(togetter[間欠泉ソロ]http://togetter.com/li/102765)








21:00~3:00まで2時間ごとに小休憩をはさみつつ
ほぼぶっ続けで描き続ける齋藤さん。

齋藤さんは
提示された「フレーム」に対し、

 ・何を描こうか決めるでもなく筆を走らせ、偶然に引かれた線や絵の具の現象からヒントを拾い上げ、イメージにつなげてゆく描き方。
・あるいは、目の前の風景を紙を見ずに描いたかとおもえば、
・比較的丁寧に模写したり、
・記憶からスケッチしたり、
・他の人の技法や表象を模倣したり

その<絵を描くプロセス>は多様。

しかしいずれにしても、その描かれたものは作家の内面の情動を表すものでは無いように思える。
彼にとっては、<絵を描く行為>そのものを動機にしながら、
<絵をつくるということの 前・中・後のプロセス>が大事なことのように思えた。


彼は 絵を工(つく)る。





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19日
快晴






(18日の6時間で出来上がった絵)






テープでドローイング。
齋藤さんの得意技。







14:00ごろ。
公開設営はじまる。







公開制作の様子を録音したカセットテープと制作されたジャケット。

これが大きい絵だったらもっとかけるんじゃないかとおもう。ジャケットだからアリなラインっていうのがある










看板。




(物販コーナー:齋藤さんがこれまでに制作した手製本)




13:00 展覧会がはじまる。






お客さんが続々と到着。


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20日





ju-seiのせいさんがホットワインを作りました。





神田さんと直島さんのライブも行われました。



いままでの間欠泉レギュラー(?)メンバーがそろうと、自然とお絵かきがはじまります。

前回の 場所と出来事野方の展示とどうしても比較してしまうが、
前回は既にあるドローイング作品をハコに納めたという感じだった。

今回
ドローイングが 柔らかみをもっているように感じた。
それは線などの表層ではなく、内容的に

人 を意識しているように感じられた。

彼のドローイングの魅力的な特徴のひとつだったのは 全面に押し出される「俺」であった。
それは決して作家の情動的なものではなく
情動を排されたそれだった。

言ってみれば
少し他者を突き放したような自尊心だったように思う。


今回その「俺」が丸みをおびている。
公開制作 という「パフォーマンス」
に近い環境の中で出来上がっていったものだからだろうか。
それとも一年間の彼の作家としての変化だろうか。
今回の「絵」は他者とコミットしようとしているように思った。





ギャラリーでもなんでもない場所でゼロから出来事が作られました 。